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1回の検索で、候補は0.5個か2個です|決めるのは「何を検索するか」です

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

家でPCを開いて電脳せどりをしている方に向けて書いています。

「リサーチが遅い」と悩んでいる方より、「時間はかけているのに候補が出ない」方に効く話です。


目次

平日23時、売れ筋を上から30分。0件でした

帰宅して、飯を食って、やっと座ります。まず開くのは、Amazonの売れ筋ランキング。上から順に、相場を確かめていきます。

1位、出品者が15人。もう値段が底まで削られていて、差益はありません。2位、これも大手が定価で並べていて入る隙がない。3位、4位——同じです。ランキングの上のほうは、どれも人だらけでした。

30分で0件。 カゴには何も残りません。「今日は良い棚に当たらなかっただけだ」と、そのときは思いました。

だから翌日は、ランキングの見方を工夫します。カテゴリを変え、期間を変え、並び替えを変える。それでも、開くのは”売れ筋”です。 気づけばまた、同じ棚を上からなぞっていました。

ため息が出ます。探し方は変えているのに、探す場所を変えていない。 そのことに、しばらく気づけませんでした。

いま振り返ると、ずれていたのは腕でも、ランキングの読み方でもありません。「まず売れ筋を見る」という入口のほうでした。


「とりあえず売れ筋を見る」

電脳せどりを始めると、最初にこう教わります。

「まずは売れ筋ランキングを見ろ。売れている商品の中に、利益商品がある」

半分は正しい。売れている商品なら、仕入れても在庫にならない。あなたも、良い棚さえ見つければ見つかると思っていたはずです。

でも、この助言には抜けている前提があります。売れ筋は、あなただけが見ている棚ではありません。

全員が、同じ画面を、朝いちばんに開いています。「とりあえず売れ筋」は、当てをつけていない検索です。何を探すかを決めずに、みんなが並ぶ列の最後尾に、毎朝ならびに行っている。


候補の数は、見る前に決まっています

前回の記事で、見つかる個数は「見た商品数 × 歩留まり」で決まる、と書きました。今日はその右側(歩留まり)の話です。

候補の数は、見る前に決まっている
候補の数は、見る前に決まっている

歩留まりは、画面を開いてから上がったり下がったりするものではありません。どの棚を開いた時点で、もう決まっています。

当サイトの基準では、1件の相場確認に10秒、1回の検索を10分=60商品と置いています。60商品を見て何個が候補になるか——それが歩留まりです。前回出した目盛りは3段でした。

  • 売れ筋(当てなし)=0.83%:120商品を見て、やっと1個
  • ふつうの当て=1.67%:60商品に1個
  • 良い当て(仮説あり)=3.33%:30商品に1個

同じ10分・同じ60商品でも、売れ筋なら0.5個、良い当てなら2個。 見る速さも、見る力も、まだ1ミリも使っていません。差はもう、”何を検索したか”で開いています。


同じ1時間でも、候補は4倍変わります

1時間に広げます。10分の検索を6回で、360商品。

同じ1時間・同じ360商品でも、候補は4倍変わる
同じ1時間・同じ360商品でも、候補は4倍変わる

売れ筋を上からなぞると、1時間で3個。良い当てなら12個。 同じ時間、同じ360商品を見て、4倍です。

これは腕の差ではありません。冒頭のあなたは、30分で0件でした。あの夜、力が足りなかったわけではない。0.83%の棚を、自分で選んで開いていただけです。

言い換えると、こうなります。候補1個を出すのにかかる時間は、売れ筋なら20分、良い当てなら5分。 探し方を速くして5秒で見ても、開いている棚が売れ筋なら、この20分は縮みません。


なぜ、売れ筋は候補が出ないのか

理由は競争です。全員が見ている棚は、あなたが着く頃には、もう差益が拾われています。

もう一つ、見落としやすい理由があります。売れ筋は、乗っても取り分が小さい。

売れ筋は、需要が大きい棚ではなく、需要を大勢で割る棚
売れ筋は、需要が大きい棚ではなく、需要を大勢で割る棚

電脳せどりの仕入れ先の記事で使った式です。ある商品に自分が相乗りすると、取り分は出品者の数+1ぶんの1になります。月に28個売りたいなら、その商品には28×(出品者数+1)個の月販が要ります。

売れ筋の商品は、出品者が10人います。すると必要な月販は308個。当てをつけて拾った、出品者2人の棚なら84個で足ります。

売れ筋は「よく売れる棚」ですが、その需要を大勢で割る棚でもあります。だから、たとえ差益のある1件を見つけても、あなたの取り分は薄い。候補が出ないうえに、出ても細いのです。


「当てをつける」は、勘ではなく手順です

では、当てをどうつけるか。センスの話に聞こえますが、手順に落とせます。

検索の当てをつける4手順
検索の当てをつける4手順

1つ目、仮説を1行書く。 「このメーカーは定価を守らない」「この棚は需要が細くて大手が来ない」「これは型落ちで供給が切れている」——差益が出るはずの理由を、検索する前に言葉にします。売れ筋には、この1行がありません。誰でも思いつく棚だからです。

2つ目、10分だけ検索する。 当てが良いかどうかは、かけた時間ではなく、出た候補の数で分かります。だらだら1時間かけません。60商品を見て、いったん止める。

3つ目、候補数で採点する。

候補数で、当てを採点する
候補数で、当てを採点する

60商品で2個以上出たら当たり。1個ならふつう。0.5個以下なら、それは売れ筋を見たのと同じ歩留まりです。感触ではなく個数で切る。ここを「まだ本気で見ていないだけかも」と粘ると、また夜が溶けます。

4つ目、当たった当ての隣を掘る。 当たったブランドの型違い、同じ理由(定価が崩れる・需要が細い)が効く別カテゴリへ横に広げる。1つの良い当ては、たいてい隣にも候補を持っています。外れた当ては、追わずに捨てます。


当てが外れた夜ほど、売れ筋に戻りたくなります

正直に書くと、この手順にはつらい瞬間があります。

当てが2回続けて外れた夜。仮説を書いて、10分見て、0.5個。また書いて、10分見て、また0.5個。 そういう夜は、気持ちが重くなります。「自分の当ては下手なんじゃないか」と情けなくなって、手が止まります。

そこで、悪魔がささやきます。「やっぱり、売れ筋を上から見たほうが確実だ」と。当てを考えるのをやめて、みんなの列に戻りたくなる。

でも、そこで売れ筋に逃げるのは、自分を0.83%の棚に戻す行為です。迷ったら、思い出してください。外れた当ては、あなたが下手だからではなく、採点して捨てられただけです。3つ書いて2つ外れても、当たった1つの隣を掘れば、その夜は前に進んでいます。

売れ筋に戻った夜だけが、進んでいません。


想像してみてください

朝、あなたはスマホを開きます。

そこに来ているのは、昨夜あなたが当てをつけて登録した商品からの通知です。夜のうちに相場が下がって、買える値段に入った——その1件だけが、すでに知らされています。売れ筋ランキングを上からなぞる必要はありません。

当てを、機械に見張らせる
当てを、機械に見張らせる

あなたがやるのは、当てを考えることだけ。「どの棚に差益があるか」を仮説にして、当たった商品を登録しておく。下がった瞬間を見張る作業は、寝ている間に終わっています。

いま、その逆をやっています。起きてまず売れ筋を開いて、全員と同じ棚を、また上からなぞる。 そして人だらけの棚で、今日も0件になる。


たしかに、売れ筋にも当たりはあります

反論はあります。「それでも、売れている商品の中に利益商品はあるじゃないか」

そのとおりです。売れ筋がすべて無駄だとは言っていません。ゼロではない。

けれど、思い出してください。売れ筋の当たりは、出品者10人で割られます。 差益のある1件を運よく見つけても、あなたの取り分は11分の1。当たる確率が低いうえに、当たっても細い。

しかも誰も買わない商品ほど、価格は安定します。当てをつけて拾う棚は、需要が細いぶん、値崩れも遅い。売れ筋の逆側にこそ、あなたの取り分が残っています。


当てた商品は、機械に見張らせます

ここまでで、はっきりしたことが1つあります。当てをつけて見つけた商品は、その日に買えるとは限りません。 差益は常に開いているわけではなく、相場が下がった瞬間にだけ入ります。

つまり、良い当てをつけても、1回の検索は1回で消えます。 今日は高かった、で終わってしまう。その1件を、明日もう一度自分で見に行くのは、また10分です。

とりあえず売れ筋と、当てをつける
とりあえず売れ筋と、当てをつける

Market Checkerは、当てをつけて見つけた商品を登録しておくと、24時間その価格を見張って、買える値段に下がった瞬間にLINEへ通知します。当てを、1回きりの検索ではなく、下がるまで待ち続ける見張りに変える道具です。

数字で見ます。5,000件を自分で1日1回だけ見に行くと、1日13.9時間=43,750円ぶんの作業になります(レビュー記事で計算しました)。それを1件3.3円で、24時間365日、機械が代わりに見張る。売れ筋を毎朝なぞって0件になる時間の、ちょうど逆側の使い方です。

打ち消しも正直に書きます。Market Checkerは、何を登録すべきかは教えてくれません。 当ては、この記事の手順であなたがつける必要があります。リストが無いまま登録すると、監視するものが無くて何も起きません。この記事で当てのつけ方を持った人にだけ効く道具です。通知はスマホで拾えますが、日中まったく通知を見られない方には向きません。


この記事のまとめ

  • 見つかる候補 = 見た数 × 歩留まり。その歩留まりは、見る前に”何を検索したか”で決まっている
  • 売れ筋は0.83%(120商品に1個)、良い当ては3.33%(30商品に1個)。 同じ1時間で3個と12個=4倍
  • 売れ筋が薄い理由は競争と取り分。出品者10人なら取り分1/11・月販308個が必要
  • 当ては手順でつける。仮説を1行 → 10分検索 → 候補数で採点(2個以上=当たり)→ 隣を掘る
  • 0.5個以下の当ては、粘らずに捨てる。売れ筋に戻るのは、自分を0.83%へ戻すこと
  • 当てた商品は1回の検索で消える。登録して24時間見張らせれば、当てが資産に変わる

今夜は、売れ筋を閉じて、当てを1つ書いてください

明日の朝いちばんに開くのを、ランキングから通知に変えられます。

まず今夜、当てを1つだけ書いて、10分検索してください。候補が2個出たら、それを登録する。

Market Checker 1モールプランを30日間無料で試す(以降 月16,500円)

見るのは「初日に通知が来たか」ではありません。自分の当てで見つけた商品が、登録するとちゃんと見張られるかです。30日あれば、当てを何本も試して、当たった棚だけを積み上げられます。

同じ悩みでも、リサーチ1時間で何個かが気になるなら前回の歩留まりの話を、良いセラーを追うべきか迷っているならセラーリサーチの記事を、同じ1,050円・3,150円の基準で計算しています。


この記事の計算方法:見つかる候補 = 見た商品数 × 歩留まり。当サイトは1件の相場確認10秒・1回の検索10分=60商品・1商品の手残り1,050円・時給3,150円(1個の工程20分)を基準にしています(いずれも仮定を含む共通の基準値です)。歩留まり0.83%/1.67%/3.33%は「売れ筋は全員が見る棚なので差益が競争で削れている」「当てをつけると絞り込める」と置いた仮定値で、実際の値は人・時期・カテゴリで変わります。1時間の候補 = 360商品 × 歩留まり = 3個/6個/12個。候補1個あたりの時間 = 10分 ÷ 1回の候補数。乗ると取り分 = 1 ÷(出品者数+1)、月28個に必要な月販 = 28 ×(出品者数+1)は電脳せどりの仕入れ先の記事の式で、出品者数(売れ筋10人・当て2人)は当サイトが置いた例です。Market Checkerの料金(1モール月16,500円)・30日間無料・5,000件監視=1日13.9時間=43,750円ぶん・1件3.3円はレビュー記事の確定値(セールスページの記載・2026年9月時点)にもとづきます。最新の条件は公式ページでご確認ください。実績は個人の結果であり、成果を保証するものではありません。

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