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「せどりで月5万円」を調べると、たいてい売上か資金の話が返ってきます。
売上25万円が必要です。運転資金は30万円ほど。利益率は10〜15%を目安に——。
どれも、明日何をすればいいかを教えてくれません。
この記事は個数で答えます。
答え
50,000円 ÷ 1商品あたりの利益 = 必要な個数

1商品の利益を1,000円とすると、月50個です。
| 1商品の利益 | 月5万円に必要な個数 | 1日あたり |
|---|---|---|
| 500円 | 月100個 | 3.3個 |
| 1,000円 | 月50個 | 1.7個 |
| 2,000円 | 月25個 | 0.8個 |
| 3,000円 | 月17個 | 0.6個 |
| 5,000円 | 月10個 | 0.3個 |
| 10,000円 | 月5個 | 0.2個 |

利益単価が2,000円になれば、月25個。1日1個も要りません。
「月5万円」を難しくしているのは個数ではなく、1個あたりいくら残すかのほうです。
まず、自分の利益単価を出してください
この記事のすべては、この1つの数字から始まります。
やることは単純です。直近に売れた10個を並べて、平均を出す。
| 出すもの | |
|---|---|
| 1 | 直近で売れた10個をリストアップ |
| 2 | それぞれの「売値 − 仕入値 − 販売手数料 − 送料」を出す |
| 3 | 10個の平均を取る |

販売手数料はカテゴリと販路で変わります。 Amazonなら公式のFBA料金シミュレーターに商品と価格を入れれば出ます。フリマなら販売価格の10%前後です。
まだ1個も売っていない方は、1,000円で仮置きしてください。中古のメディア商材(本・CD・ゲーム)ならこのあたりが目安になります。
「月50個」を、1回の仕入れに割る
月50個のままでは、まだ行動になりません。何回、店やネットに向かうかで割ります。
| 仕入れの頻度 | 1回あたりの個数 |
|---|---|
| 毎日(月30回) | 1.7個 |
| 週3回(月12回) | 4.2個 |
| 週2回(月8回) | 6.3個 |
| 週1回(月4回) | 12.5個 |
| 月2回 | 25個 |

週1回しか動けないなら、1回で12〜13個です。
ここで初めて「難しいかどうか」が判断できます。店舗を3〜4軒回って13個。電脳で夜に2時間かけて13個。どちらも不可能な数字ではありません。
逆に、月2回しか動けないなら1回25個です。これは店舗せどりだとかなり厳しくなります。
回数が少ないほど、1回の密度が要求されます。 ここが最初のボトルネックです。
競合が「売上25万円」と書く理由
冒頭に戻ります。多くの記事は「月5万円には売上25万円が必要」と書きます。
これは利益率20%を前提にした計算です。
50,000円 ÷ 20% = 250,000円
数字としては正しいのですが、売上を目標にすると行動がズレます。
| 目標の置き方 | 何をしたくなるか |
|---|---|
| 売上25万円 | 単価の高い商品を売りたくなる |
| 利益5万円 | 利益の残る商品を探す |
| 50個 | とにかく数を積む |

売上を目標にすると、1個2万円の商品を13個売るという発想が出てきます。これは資金も回転も重くなります。
個数を目標にすれば、単価は自由になります。 300円で仕入れて1,500円で売る商品を50個でも、月5万円です。
資金は、実はそれほど要りません
「運転資金30万円」もよく見る数字です。これも前提次第で変わります。
必要な資金は、仕入れ単価 × 個数 × 回転しない期間で決まります。
| 1個の仕入れ単価 | 月50個ぶんの仕入れ資金 |
|---|---|
| 500円 | 25,000円 |
| 1,000円 | 50,000円 |
| 3,000円 | 150,000円 |
| 5,000円 | 250,000円 |

1個1,000円で仕入れるなら、月5万円の仕入れ資金です。売れた分が戻ってくるので、実際にはこれより少なくて回ります。
「30万円ないと無理」というのは、単価の高い商品を扱う前提の話です。中古メディアのように1点数百円〜千円台の商材なら、桁がひとつ違います。
50個を売るのに、何時間かかるか
個数が決まったら、次は時間です。
1個あたりの作業を分解します。
| 工程 | 1個あたりの目安 |
|---|---|
| リサーチ・仕入れ | 5〜15分 |
| 検品・クリーニング | 2〜5分 |
| 出品登録 | 2〜5分 |
| 梱包・発送 | 3〜8分 |
| 合計 | 12〜33分 |

50個 × 20分 = 約17時間。月に17時間、週に4時間強です。
平日1時間 × 5日でも足ります。週末にまとめるなら、土日で2時間ずつ。
50,000円 ÷ 17時間 = 時給2,941円
時給に直すと2,941円。 これが、いま自分の時間を使う価値があるかどうかの判断材料になります。
ただし、これは作業が効率化された状態の数字です。始めたばかりならリサーチに1個30分かかることもあり、その場合の時給は1,000円を割ります。
つまり、時間を短くする工程がそのまま時給になります。
どこが最初に詰まるか
月50個を目指すと、ほぼ全員が同じ順番で詰まります。
| 順番 | 詰まるところ | 症状 |
|---|---|---|
| 1 | リサーチ | 店に行っても何も買えない日がある |
| 2 | 出品作業 | 仕入れたのに出品が追いつかず在庫が積む |
| 3 | 在庫管理 | 何をいくらで仕入れたか思い出せない |
| 4 | 価格改定 | 値下げ競争で利益が消える |

1が最初です。 探す時間が長いほど、他の工程に回す時間がなくなります。
月50個を週2回の仕入れで達成するなら、1回6〜7個。1回の外出で6個も見つからないなら、リサーチの効率が最初の課題になります。
個数を増やすか、単価を上げるか
月5万円に届かないとき、打ち手は2つしかありません。
| 打ち手 | やること | 効きやすさ |
|---|---|---|
| 個数を増やす | 仕入れ回数を増やす/1回の効率を上げる | 頭打ちが来る |
| 単価を上げる | 利益の大きい商材へ移る | 効きが大きい |
利益1,000円 → 2,000円になると、必要個数は50個から25個に半減します。
作業時間も半分です。同じ月5万円でも、作業量が2倍違います。

単価を上げる具体的な方向は、たとえばこうです。
- 中古メディアの限定版・廃盤を狙う(通常版と同じ棚にあるが相場が別)
- 中古家電に移る(1点あたりの利益額が大きい)
- セット販売にする(同じ作業で単価が上がる)
ただし単価が上がると、1個あたりの仕入れ資金と、売れるまでの日数も伸びます。ここはトレードオフです。
月5万円のあとに何が起きるか
参考までに、この先の数字も出しておきます。
| 目標 | 利益1,000円なら | 利益3,000円なら | 主題が変わるところ |
|---|---|---|---|
| 月1万円 | 月10個 | 月4個 | まだ趣味の範囲 |
| 月5万円 | 月50個 | 月17個 | リサーチの効率 |
| 月10万円 | 月100個 | 月34個 | 出品作業が詰まる |
| 月30万円 | 月300個 | 月100個 | 在庫管理と資金繰り |

月5万円と月10万円では、詰まる場所が違います。 月5万円は「見つけられるか」、月10万円は「さばけるか」の勝負になります。
ここから何をするか
- 直近10個の平均利益を出す(これが全部の入力になります)
- 50,000円をその数字で割る → 必要個数
- 月の仕入れ回数で割る → 1回あたりの個数
- その数を1回の外出で見つけられるか、実際にやってみる
- 足りなければ、リサーチの効率を上げるか単価を上げる
4番で足りないと分かったときに、初めてツールの検討に意味が出ます。
「なんとなく効率化したい」で入れると、必要個数の計算ができません。 まず自分の数字を出してください。
当サイトでは、せどりツール13種を「月に何個仕入れれば元が取れるか」で比較しています。月50個仕入れる人なら、月2〜10個ぶんでほとんどのツールが回収できます。
よくある質問
Q. 利益1,000円は現実的ですか。
中古のメディア商材(本・CD・DVD・ゲーム)だと1,000〜3,000円、中古家電だと数千円〜1万円が目安になります。新品の相乗り出品は、これより薄くなることが多いです。
Q. 売上25万円という数字はどこから来ていますか。
利益率20%を前提にした逆算です(5万円 ÷ 20%)。利益率が変われば必要売上も変わります。個数で管理するほうが、単価に縛られません。
Q. 資金はいくら必要ですか。
仕入れ単価 × 個数で決まります。1個1,000円で月50個なら5万円です。売れた分が戻るので、実際の必要額はこれより少なくなります。
Q. 何時間かかりますか。
1個あたり12〜33分として、50個で10〜28時間です。慣れれば月17時間前後になります。
Q. 副業でもできますか。
月17時間なら、平日1時間×5日で足ります。ただし発送の手間があるので、コンビニやポストに行ける時間は確保してください。
Q. 月5万円のあとはどうなりますか。
月10万円を目指すと、詰まる場所が「見つけられるか」から「さばけるか」に変わります。出品と在庫管理の仕組みが必要になります。
次の1回で、6個持って帰ってください
せどりで月5万円は、利益1,000円なら月50個です。
- 週2回の仕入れなら、1回6〜7個
- 週1回なら、1回12〜13個
- 作業時間は月17時間前後。時給に直すと約2,941円
- 仕入れ資金は、1個1,000円なら月5万円
- 単価を2,000円に上げれば、必要個数は25個に半減する
売上でも資金でもなく、1回の外出で何個見つけるか。それが月5万円の実際の中身です。
月48個は、週2回の仕入れで1回6個です。1日でも1週間でもなく、次の1回の話です。
そして48個を売る段階で、最初に重くなるのは仕入れではありません。出品と価格改定です。 48点を手で価格チェックすると、1日8分・月4.2時間かかります。
マカド!は登録月と翌月が0円で、3ヶ月目からの4,980円は48個のうち5個で回収できます。無料のうちに、48点をさばく感覚だけ確かめてください。
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この記事の計算方法:必要な個数 = 50,000円 ÷ 1商品あたりの利益。利益は「売値 − 仕入値 − 販売手数料 − 送料」で算出してください。販売手数料はカテゴリと販路によって異なります。 Amazonは公式のFBA料金シミュレーター、フリマは販売価格の10%前後が目安です。作業時間・時給は当サイトの試算であり、実際の成果を保証するものではありません。
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