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帳簿のつけ方を変えるだけで、月93個ぶんの差がつきます

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

青色申告特別控除は最大65万円です。

「65万円お得」ではありません。65万円が課税対象から引かれるので、実際に手元に残る金額は税率をかけた分になります。

それでも、当サイトの基準に載せると無視できない数字が出ます。


目次

結論:93個ぶんです

課税所得195万円以下(所得税率5%)の場合で計算します。住民税10%も含めます。

650,000円 × 15% = 97,500円
97,500円 ÷ 1,050円 = 93個

65万円控除の節税額を、仕入れ個数に直す
65万円控除の節税額を、仕入れ個数に直す

手残り1,050円の商品を93個仕入れたのと、同じ金額です。

所得が増えるほど、差は大きくなります。

課税所得の目安 所得税率+住民税 節税額 手残り1,050円で何個ぶんか
195万円以下 15% 97,500円 93個
195〜330万円 20% 130,000円 124個
330〜695万円 30% 195,000円 186個
695〜900万円 33% 214,500円 204個
所得ごとの節税額と、相当する個数
所得ごとの節税額と、相当する個数

月10万円(月96個)を目指している人にとって、ほぼ1ヶ月ぶんです。

しかもこれは毎年です。


65万円・55万円・10万円の違い

国税庁のタックスアンサーに、要件が明記されています。

控除額 要件
10万円 55万円・65万円の要件に該当しない青色申告者
55万円 ①事業所得等を生ずべき事業を営む ②正規の簿記の原則(一般的には複式簿記)により記帳 ③貸借対照表・損益計算書等を確定申告書に添付し、翌年3月15日までに提出
65万円 55万円の要件に加えて、電子帳簿保存またはe-Tax での提出のいずれか
控除額ごとの要件
控除額ごとの要件

65万円と10万円の差は、55万円分です。

課税所得195万円以下なら、この差は82,500円(79個ぶん)になります。


65万円と10万円で、何が違うのか

やることの差は、実質2つです。

10万円控除 65万円控除
記帳方法 簡易な記帳 複式簿記
提出書類 損益計算書 貸借対照表も
提出方法 紙でも可 e-Tax(または電子帳簿保存)
提出期限 — 翌年3月15日まで
10万円控除と65万円控除の差
10万円控除と65万円控除の差

複式簿記とe-Tax。この2つで55万円分の控除が変わります。

複式簿記は会計ソフトを使えば自動で作られます。手で仕訳を切る必要はありません。

e-Taxは電子申告です。マイナンバーカードとスマホがあれば提出できます。


期限を1日過ぎると、55万円分が消えます

見落とされやすい点です。

国税庁の要件に「翌年3月15日までに提出」と明記されています。

3月15日まで 3月16日以降
55万円・65万円控除 適用される 適用されない
10万円控除 適用される 適用される
1日の遅れで、55万円分が消えます
1日の遅れで、55万円分が消えます

課税所得195万円以下なら、1日の遅れで82,500円です。手残り1,050円で79個ぶん。

3月に慌てないための準備が、そのまま79個ぶんの利益になります。


準備は、日々の記録でしか終わりません

3月に1年分をまとめてやろうとすると、破綻します。

月96個仕入れる人なら、年間で1,152件の取引です。それぞれについて、仕入れ日・仕入れ値・売値・手数料・送料を出す必要があります。

必要になるのは、この2つです。

必要なもの 何のためか
仕入れの記録 仕入れ値と仕入れ日。原価と在庫の計算に使う
売上の記録 売値と手数料。損益計算書に使う
1年分をまとめてやると破綻します
1年分をまとめてやると破綻します

売上側は、ツールが出してくれます

マカド!の販売管理は、仕入・手数料・送料・ポイントを差し引いた純利益を自動集計します。

そして月別・年別のCSVダウンロードがあります。セールスページにも「月別・年別のCSVダウンロードで確定申告もラクに」と記載されています。

せどりの確定申告がつらいのは、売上と仕入れと手数料が別々の場所にあるからです。1箇所にまとまっていれば、そのまま会計ソフトに渡せます。

4,980円 ÷ 1,050円 = 月5個

月5個で回収でき、登録月と翌月は無料です。

仕入れ側は、在庫管理で残ります

売れた分はマカドに出ますが、まだ売れていない在庫は出てきません。

期末の棚卸しでは、売れ残っている在庫の金額が必要になります。ここが分からないと、その年の原価が確定しません。

在庫管理くんは、在庫データをエクセルに書き出せます。セールスページにも「毎月の棚卸し:CSVエクスポートしてチェック」「在庫額の把握:自動で記録し、レポート作成」と記載があります。

月1,980円(1日66円)、必要個数は月2個。14日間の無料トライアルがあります。


電子帳簿保存を選ぶ場合

65万円控除の要件は「電子帳簿保存またはe-Tax」です。どちらか一方で足ります。

ただし電子取引のデータ保存は、控除とは別に義務になっています。

ECサイトからダウンロードした仕入れの領収書は、電子データのまま保存するのが原則です。

インボイスメモリーは、5つのEC(国内Amazon・アメリカAmazon・Yahoo!ショップ・楽天市場・ヤフオク)の仕入れ領収書をボタン1つで一括保存します。

月2,980円(1日99円)、必要個数は月3個。30日間無料で試せます。

ファイル名で何の商品か分かる状態で保存されるのが実務では効きます。自分でダウンロードすると連番になり、あとで探せません。

なお、この記事のツール紹介は、控除の要件を満たすことを保証するものではありません。 ご自身の申告方法で要件を満たすかは、税理士または税務署にご確認ください。


開業届はいつ出すか

青色申告をするには、青色申告承認申請書が必要です。開業届とセットで出すのが一般的です。

提出のタイミングには期限があります。その年から青色申告をしたい場合と、事業を始めた時期によって扱いが変わります。

期限を過ぎると、その年は青色申告ができません。翌年からになります。

具体的な期限と、自分のケースがどれに当たるかは、管轄の税務署に確認してください。 ここで断定はしません。

確実に言えるのは、早く出すほど不利にならないということです。


いくらから申告が必要か

「副業だから申告不要」と考える前に確認してください。

必要かどうかは、給与所得があるか、所得がいくらか、他に申告すべきものがあるかなどで変わります。金額の基準だけで決まるものではありません。

ご自身のケースについては、税務署または税理士にご確認ください。

この記事で扱っているのは、申告することが決まっている人が、どの方法を選ぶかという話です。


順番

順番 やること
1 開業届と青色申告承認申請書を出す
2 会計ソフトを決める(複式簿記が自動で作られるもの)
3 日々の記録の仕組みを作る(売上側・仕入れ側)
4 e-Taxの準備(マイナンバーカード)
5 翌年3月15日までに提出
65万円控除までの順番
65万円控除までの順番

3番が実質のすべてです。 1・2・4は1回やれば終わりますが、3は1年続きます。


よくある質問

Q. 65万円控除でいくら得しますか。
控除額に税率をかけた金額です。課税所得195万円以下(所得税5%+住民税10%)なら97,500円になります。

Q. 何個仕入れたのと同じですか。
手残り1,050円なら93個です。月10万円(月96個)を目指している人には、ほぼ1ヶ月ぶんに相当します。

Q. 65万円と10万円の違いは何ですか。
複式簿記で記帳し、貸借対照表を添付して3月15日までに提出し、さらにe-Taxまたは電子帳簿保存を行うかどうかです。差は55万円分になります。

Q. 複式簿記は自分でやるのですか。
会計ソフトを使えば自動で作られます。手で仕訳を切る必要はありません。

Q. e-Taxと電子帳簿保存、どちらが必要ですか。
国税庁の要件では「いずれかに該当」です。どちらか一方で足ります。

Q. 3月16日に出したらどうなりますか。
55万円・65万円控除は適用されません。10万円控除になります。

Q. いくらから申告が必要ですか。
給与所得の有無や所得額など複数の条件で変わります。税務署または税理士にご確認ください。

Q. 開業届はいつ出せばいいですか。
青色申告をするには青色申告承認申請書の提出期限があります。期限を過ぎるとその年は青色申告ができません。具体的な期限はご自身のケースで変わるので、管轄の税務署にご確認ください。

Q. ツールを使えば要件を満たせますか。
ツールは記録と集計を助けるものです。要件を満たすかどうかの判断は、税理士または税務署にご確認ください。


3月ではなく、今月から記録してください

  • 青色申告特別控除は最大65万円。実際に残る金額は税率をかけた分
  • 課税所得195万円以下なら97,500円 = 93個ぶん。しかも毎年
  • 65万円と10万円の差は55万円分。課税所得195万円以下で82,500円(79個ぶん)
  • 要件は複式簿記+貸借対照表+3月15日まで+(e-Tax または 電子帳簿保存)
  • 1日遅れると55万円分が消えます
  • 実務で効くのは日々の記録。売上側と仕入れ側の両方が要る

帳簿のつけ方を変えるだけで、93個仕入れたのと同じ金額が残ります。仕入れより確実です。

65万円控除の要件は複式簿記+貸借対照表+3月15日まで+(e-Tax または 電子帳簿保存)でした。

このうち、3月に間に合わせられないのは記帳だけです。他は1回やれば終わります。

そして記帳でいちばん重いのは、売上と仕入れと手数料が別々の場所にあることです。

マカド!の販売管理は、仕入・手数料・送料・ポイントを差し引いた純利益を自動集計し、月別・年別のCSVでダウンロードできます。そのまま会計ソフトに渡せます。

登録月と翌月は0円。 3ヶ月目からの4,980円は、93個ぶんの節税の前では小さい数字です。

マカド!を2ヶ月無料で試す

この記事について:青色申告特別控除の金額と要件は国税庁 タックスアンサー No.2072の記載(2026年9月時点)にもとづきます。節税額は「控除額 × (所得税率+住民税10%)」で当サイトが試算したものです。 所得税は超過累進課税であり、実際の税額は各種控除や他の所得によって変わります。住民税の税率も自治体により異なる場合があります。ご自身の申告に関する判断は、税理士または税務署にご確認ください。この記事は税務上の助言ではありません。

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