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月100個を超えていて、梱包が追いつかない方だけ、読んでください。
月に数十個なら、まだ自分の手で回る量です。
日曜の夜、梱包で3時間使いました
21時です。テーブルの上に、47点並んでいます。
OPP袋に入れて、ラベルを貼って、箱に詰める。単純な作業なので、頭は使いません。 使わないぶん、時間だけが減っていきます。
終わったのは0時前でした。翌日は仕事です。
片づけながら、来週も同じ夜を過ごすのかと思うと気が重くなりました。 量が増えるほど、この夜は長くなります。
その週、リサーチには一度も行けませんでした。仕入れた分を出すだけで、週末が終わっていました。
「代行に出そうか」と検索して、1点100円という数字を見ました。47点で4,700円。高いのか安いのか、判断できませんでした。
判断できなかったのは、自分の上限を知らなかったからです。
まず、自分の上限を出します
外注の上限は、その工程を自分でやったときにかかる時間から出ます。
当サイトの基準では、1個あたり20分で手残り1,050円。1分52.5円です。

梱包発送4分なら210円。 47点なら9,870円まで払えることになります。
念のため、個数でも検算します。月43時間(週10時間)を使う人で計算します。

工程20分なら129個で135,450円。梱包発送を外注して16分になると161個で169,312円。
増える33,862円を161個で割ると、1個210円。時給から出した数字と一致します。
ただし、空いた時間を使う場合だけです
ここが、この記事でいちばん重要な部分です。
210円という上限は、空いた4分を全部せどりに使うことが前提です。
外注して浮いた時間を、テレビを見て過ごしたらどうなるか。増える個数はゼロなので、払った金額がそのまま出ていきます。

半分しか使わないなら、上限は105円。 何も変わらないなら、上限は0円です。
「相場より安いから頼む」は、判断になりません。先に決めるのは、空いた時間に何をするかのほうでした。
外注は、時間を買う取引です。買った時間の使い道が決まっていなければ、支払いだけが残ります。
相場は、1点10〜150円です
そのうえで、実際の相場を見ます。

複数の解説によると、検品・ラベル貼りは1点10〜30円程度、作業内容を広げると1商品30〜150円程度が目安とされています(二次情報です。実際の見積もりは業者ごとに違います)。
210円の上限には収まっています。 ここだけ見れば、頼んでいい水準です。
問題は、従量課金だけではないことです。
月額基本料が、1個あたりを変えます
多くの代行には、初期費用(0〜5万円程度)と月額基本料(5,000〜3万円程度)があります。
月額があるということは、個数が少ないほど1個あたりが高くなるということです。

月50個なら1個300円。上限210円を超えます。
月100個で200円、月200個で150円。成立する分岐点は、月91個です(10,000円 ÷ (210円 − 100円))。
従量が50円なら63個、150円なら167個。従量が上限に近いほど、必要な個数が跳ね上がります。
冒頭の私は月100個弱でした。ぎりぎり、成立するかしないかの場所にいたことになります。
そして活用率を半分(上限105円)で見ると、従量100円では1個5円しか残りません。 月額10,000円を吸収するには月2,000個が必要になり、兼業の規模では成立しなくなります。
たしかに、自分でやれば0円です
ここで、あなたはこう思われたはずです。
「外注費を払うくらいなら、自分でやれば0円で済む」
0円ではありません。 210円を、自分に払っています。
正確には、払っていない代わりに、210円ぶんの時間を使っているという形です。帳簿には出ませんが、月161個なら33,862円ぶんの差になります。
「自分でやれば安い」と感じるのは、自分の時間を0円で計上しているからです。
ただし、その時間に別の使い道がないなら、本当に0円です。だから活用率の話に戻ります。どちらが正しいかは、あなたの日曜日の予定で決まります。
いちばん安く外に出せるのは、梱包ではありません
工程を全部並べて、1個あたりいくらで外に出せるかを比べます。

価格改定の3分は、ツールなら1個38.6円で外に出せます(月4,980円 ÷ 月129個)。上限157.5円に対して24.5%です。
梱包発送を人に頼むと100〜150円。同じ「外に出す」でも、単価が3〜4倍違います。
理由は単純で、機械は個数が増えても月額が変わらないからです。人に頼むと、1個増えるごとに料金も増えます。
外注を検討するなら、いちばん安い工程から出すのが順番でした。
出せる工程と、出せない工程
なぜ価格改定がこれほど安く出せるのか。工程の性質が違うからです。

作業は、手順を渡せば誰でも同じ結果になります。 梱包も、ラベル貼りも、検品もここに入ります。人に出せるのは、この部分です。
判断は、渡すと結果が変わります。 何を仕入れるかを他人が決めれば、それはもう自分のせどりではありません。リサーチ10分が外に出しにくいのは、時間の問題ではなく中身が判断だからです。
そして間にあるのが、ルール化できる判断です。価格改定は「下限を決めて、相手より安く」というルールに落とせます。ルールに落ちた判断は、人ではなく機械に渡せます。
機械は個数が増えても月額が変わらないので、単価がいちばん低くなる。3分の工程が1個38.6円で外に出せる理由は、ここにありました。
自分にしかできない工程だと思っていたものが、実は作業だった。 気づいたときは、少し悔しい気持ちになりました。
自分でやるほうが、気は楽でした
正直に書くと、私が代行に頼まなかった理由は、金額ではありません。
人に任せると、状態を確認できないのが不安でした。傷のある商品が出荷されて、返品になったらどうするのか。
そして梱包している時間は、何も考えなくていい。リサーチは判断の連続ですが、袋詰めは手が勝手に動きます。疲れている日曜の夜には、そちらのほうが楽でした。
楽なほうを選んでいたことに、しばらく気づきませんでした。
想像してみてください
次の日曜の21時です。
テーブルの上に、何も並んでいません。 仕入れた47点は、店から直接代行に送りました。
代わりに開いているのは、リサーチの画面です。3時間ぶん、いつもより多く探せます。
その3時間で見つかるのは、当サイトの基準なら18個(リサーチ10分で1個)。手残りにすると18,900円です。払った代行費は4,700円。
差は14,200円。 そして0時前には寝ています。
いま、その逆をやっています。判断のいらない作業で日曜の夜を使って、翌週もリサーチに行けないほうです。
頼む前に決める3つ


この記事のまとめ
- 外注の上限は工程の分数 × 52.5円。梱包発送4分なら1個210円
- 個数で検算しても同じ(工程20分→16分で月33,862円増、161個で割って210円)
- ★上限210円は、空いた時間を全部使う場合だけ。 半分なら105円、使わないなら0円
- 相場は検品・ラベル貼りで1点10〜30円、作業を広げて30〜150円(二次情報)
- 月額基本料10,000円・従量100円なら、成立するのは月91個から
- 「自分でやれば0円」は、自分の時間を0円で計上しているだけ
- ★いちばん安く外に出せるのは価格改定(1個38.6円)。人より機械のほうが単価が低い
出す順番は、安い工程からです
外注を考えるとき、いちばん手が痛い工程から出したくなります。 梱包です。日曜の夜に3時間使っているのだから、当然です。
ただし金額で並べると、先に出すべきは価格改定でした。1個38.6円で、しかも個数が増えても月額は変わりません。
マカド!は価格改定を自動で回します。月4,980円。当サイトの基準では回収は月5個で、月129個売る人なら1個あたり38.6円です。
最大2ヶ月は無料なので、その2ヶ月で「空いた3分を何に使うか」を試せます。 使えなかったなら、代行に月1万円払っても同じ結果になります。
今日やることは1つです。次の日曜、梱包が終わったあとの1時間に何をするかを、先に決めてください。 決まらないなら、外注の上限はまだ0円です。
この記事の計算方法:1分あたりの金額 = 1商品の手残り ÷ 1個あたりの作業時間。外注の上限 = 外に出す工程の分数 × 1分あたりの金額 × 空いた時間の活用率。月額基本料がある場合の分岐個数 = 月額基本料 ÷(上限 − 従量単価)。ツールに出す場合の1個あたり = 月額 ÷ 月の販売個数。手残り1,050円・工程20分(リサーチ10/検品出品3/梱包発送4/価格改定3)・時給3,150円・週10時間(月43時間)は当サイト共通の基準値、月額基本料10,000円・従量100円・活用率という置き方は当サイトが説明のために置いた仮定です。FBA納品代行の相場(検品・ラベル貼り1点10〜30円程度、作業内容により1商品30〜150円程度、初期費用0〜5万円程度、月額基本料5,000〜3万円程度)は複数の解説記事の記載にもとづく二次情報であり、実際の料金は業者・作業範囲・個数で大きく変わります。見積もりは必ず複数社で取ってください。 外注先に在庫を預ける場合、保管料や送料が別途かかることがあります。
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