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月5万円はリサーチが詰まり、月10万円は出品作業が詰まりました。
月30万円で詰まるのは時間と資金の両方です。しかも同時に来ます。
答え:286個です
300,000円 ÷ 1,050円 = 286個

1日あたり9.5個。週2回の仕入れなら、1回36個です。
| 1商品の手残り | 必要な個数 | 1日あたり |
|---|---|---|
| 1,000円 | 月300個 | 10個 |
| 1,050円 | 月286個 | 9.5個 |
| 2,000円 | 月150個 | 5個 |
| 3,000円 | 月100個 | 3.3個 |
| 5,000円 | 月60個 | 2個 |

週22時間。フルタイム勤務に近い時間です
1個20分として計算します。
286個 × 20分 = 95.3時間
95.3時間 ÷ 4.3週 = 週22.2時間

週22時間です。平日3時間×5日+週末に4時間、という水準になります。
時給に直すと3,147円。月10万円のときとほぼ同じです。時給は上がりません。個数が増えただけです。
ここが月30万円の本質です。同じやり方の延長では、時間を売っているだけになります。
工程別に見ると、リサーチが半分です
95時間の内訳です。
| 工程 | 1個あたり | 月286個ぶん |
|---|---|---|
| リサーチ・仕入れ | 10分 | 47.7時間 |
| 検品・出品 | 3分 | 14.3時間 |
| 梱包・発送 | 4分 | 19.1時間 |
| 価格改定 | 3分 | 14.3時間 |
| 合計 | 20分 | 95.3時間 |

リサーチが半分の47.7時間。 残りの47.6時間が、検品・出品・梱包・価格改定です。
ただし、この47.6時間は性質が2つに分かれます。
- 外注に出せるのは33.4時間(検品・出品14.3時間+梱包・発送19.1時間)
- 価格改定の14.3時間は、人に渡すより価格改定ツールで置き換わります
つまり外注の話になるのは33.4時間のほうです。
外注に、1個いくらまで払えるか
ここが月30万円で初めて成立する計算です。
上限は「自分の時給 × その工程の時間」です。これを超えると、自分でやったほうが得になります。
自分の時給 3,147円 × (工程の分数 ÷ 60)

工程ごとに出します。
| 工程 | 1個あたり | 払える上限 | 手残り1,050円に対して |
|---|---|---|---|
| 検品・出品 | 3分 | 157円 | 15.0% |
| 梱包・発送 | 4分 | 210円 | 20.0% |
| リサーチ・仕入れ | 10分 | 524円 | 50.0% |
| 価格改定 | 3分 | 157円(外注ではなくツール) | 15.0% |

検品と出品なら1個157円まで。梱包なら210円まで。
この金額を超えると、自分でやったほうが安くなります。
リサーチ以外を全部外注すると
検品3分+出品3分+梱包4分=10分。
| 金額 | |
|---|---|
| 外注に払える上限 | 524円/個 |
| 月286個ぶん | 150,000円 |
| 手元に残る | 150,000円 |
| 自分に残る作業 | 月48時間(リサーチのみ) |

月30万円のうち、半分を外注に払って、自分の作業は月48時間に半減します。
手残りは15万円ですが、空いた47時間で仕入れを増やせば、その分は純増です。これが規模を伸ばす唯一の道になります。
ただし前提があります。外注に渡せる状態になっていることです。
外注に渡す前に、必要なもの
人に渡すには、作業が手順になっている必要があります。
| 必要なもの | なぜ |
|---|---|
| 出品ルールが決まっている | 価格・コンディション・下限をその都度判断しない |
| 在庫の場所が特定できる | 「棚のどこか」では渡せない |
| アカウントに別ユーザーを追加できる | 自分のIDを共有しない |

3つ目は大口出品の機能です。Amazonの公式ページの機能一覧に「アカウントに複数のユーザーを追加する」と記載があります。
月286個の規模なら大口出品は前提ですが、この機能を使う段階に来たということでもあります。
マカド!は、1画面でコンディション・価格・在庫・仕入値・下限価格まで設定して出品できます。下限価格が最初から入っていれば、価格改定の判断を人に任せる必要がありません。
4,980円 ÷ 1,050円 = 月5個
月286個の規模なら5個ぶんです。登録月と翌月が無料なので、外注に渡せる状態になるかを先に確認できます。
資金が、時間と同時に足りなくなります
もう一方の問題です。
必要な資金は「月の仕入れ額 × (平均販売日数 ÷ 30)」で決まります。
| 平均販売日数 | 必要な資金 | 常時の在庫点数 |
|---|---|---|
| 30日 | 286,000円 | 286点 |
| 60日 | 572,000円 | 572点 |
| 90日 | 858,000円 | 858点 |

90日回転だと85.8万円、在庫858点です。
858点を自宅に置くのは、部屋のかなりの面積になります。そして858点を記憶で管理することはできません。
月10万円のときは288点でした。3倍です。
ここで在庫管理が「あると便利」から「ないと回らない」に変わります
在庫管理くんは自宅在庫に特化したツールです。
- ASINを入れると商品画像つきで登録できる
- セグメント設定で保管場所を自分で登録できる
- 在庫額推移を毎月自動で記録する
- 重複登録チェックで二重カウントを検出する
2つ目が外注に直結します。「押入れの右上」「クローゼットの3段目」まで登録できれば、人に取りに行かせられます。
月1,980円(1日66円)、必要個数は月2個。14日間の無料トライアルがあります。
資金を増やす前に、回転を見る
858点が重いなら、資金を増やす前に回転を確認してください。
| 回転日数 | 必要資金 | 30日回転との差 |
|---|---|---|
| 30日 | 286,000円 | — |
| 60日 | 572,000円 | +286,000円 |
| 90日 | 858,000円 | +572,000円 |

回転を90日から30日にすれば、57.2万円が不要になります。
資金を借りて増やすより、回転の速い商品に寄せるほうが確実です。しかも保管手数料も3分の1になります。
消費税の話が出てくる規模です
月30万円の利益ということは、売上はそれ以上です。
手残り1,050円・売値3,000円で286個なら、月商85.8万円、年商1,029万円になります。
3,000円 × 286個 × 12ヶ月 = 10,296,000円

課税事業者になるかどうかの判断が必要な規模です。インボイス制度の影響も含めて、条件は複数あります。
ご自身がどう扱われるかは、税理士または税務署にご確認ください。 ここで断定はしません。
なお、食品や飲料など軽減税率8%の商品を扱っている場合は、8%と10%を分けた売上の集計が必要になります。AmaTaxCalcはそこに特化したツールで、2ヶ月目以降は月1,000円です。
この規模で必要になるもの
月5万円・月10万円のときには不要だったものが、ここで要ります。
| 月5万円 | 月10万円 | 月30万円 | |
|---|---|---|---|
| 必要個数 | 48個 | 96個 | 286個 |
| 作業時間 | 月16時間 | 月32時間 | 月95時間 |
| 常時在庫(30日回転) | 48点 | 96点 | 286点 |
| 必要資金(30日回転) | 4.8万円 | 9.6万円 | 28.6万円 |
| 主題 | リサーチ | 出品作業 | 時間と資金の両方 |
| 外注 | 不要 | 不要 | 検討する段階 |

月30万円は、1人でやる限界に近い数字です。
週22時間を確保でき、資金28.6万円を回せて、286点を管理できるなら成立します。どれか1つが欠けると止まります。
ここから何をするか
- 回転日数の中央値を出す(資金がこれで決まります)
- 286個 × 20分 = 週22時間を確保できるかを確認する
- できないなら、単価を上げるか外注する
- 外注するなら、まず出品ルールと在庫の場所を決める
- 渡せる状態を作ってから、人を探す
4番を飛ばして人を雇うと、教える時間で自分の時間が消えます。
よくある質問
Q. 月30万円は何個ですか。
手残り1,050円なら286個です。手残り3,000円なら100個になります。
Q. どれくらい時間がかかりますか。
1個20分として月95時間、週22時間です。フルタイム勤務に近い時間になります。
Q. 時給はいくらですか。
300,000円 ÷ 95時間で3,147円です。月10万円のときとほぼ同じで、時給は上がりません。
Q. 外注に1個いくらまで払えますか。
自分の時給 × その工程の時間が上限です。検品・出品なら157円、梱包なら210円、リサーチ以外を全部で524円になります。
Q. 外注に出すと手残りはいくらになりますか。
リサーチ以外を全部外注(1個524円)すると、月15万円が外注費、手元に15万円です。ただし自分の作業が月48時間に半減するので、その時間で仕入れを増やせます。
Q. 資金はいくら必要ですか。
30日回転なら28.6万円、90日回転なら85.8万円です。回転日数で3倍違います。
Q. 在庫は何点になりますか。
30日回転で286点、90日回転で858点です。記憶で管理できる規模ではありません。
Q. 消費税はどうなりますか。
月商85.8万円・年商1,029万円が見えてくる規模です。課税事業者の判断が必要になりますが、条件は複数あるので税理士または税務署にご確認ください。
Q. 1人でできますか。
週22時間を確保でき、資金28.6万円を回せて、286点を管理できるなら成立します。1人でやる限界に近い数字です。
外注より先に、在庫286点を見えるようにしてください
- 月30万円は、手残り1,050円なら月286個
- 作業は月95時間、週22.2時間。フルタイム勤務に近い
- 時給は3,147円で、月10万円のときと変わりません
- 外注の上限は自分の時給 × 工程の時間。検品・出品157円、梱包210円
- リサーチ以外を全部外注すると1個524円、月15万円。作業は月48時間に半減
- 資金は30日回転で28.6万円、90日回転で85.8万円
- 回転を90日から30日にすれば、57.2万円が不要になります
時間と資金が同時に足りなくなる規模です。どちらか一方の対策では足りません。
外注の話は、自分の作業時間が測れている前提で成り立ちます。測れていないなら、上限157円も出せません。
そして月286個は、常時286点の在庫を意味します(30日回転の場合)。記憶では不可能な数です。
在庫管理くんは月1,980円、必要個数は月2個。286個のうち2個です。棚卸しの時間だけで見ても、286点なら1回2時間半=7,875円ぶんの作業を置き換えます。
14日間無料なので、まず手元の在庫を全部入れてみてください。入れ終わった日に、いくら在庫に変えたのかが出ます。
在庫管理くんを14日間無料で試す
この記事の計算方法:必要な個数 = 300,000円 ÷ 1商品あたりの手残り。作業時間 = 個数 × 1個20分。時給 = 300,000円 ÷ 作業時間。外注の上限 = 時給 × (工程の分数 ÷ 60)。必要な資金 = 月の仕入れ額 × (平均販売日数 ÷ 30)。工程ごとの所要時間は目安であり、商材と習熟度によって変わります。 【2026年9月8日 訂正】公開時は1個20分の内訳を「リサーチ10/検品3/出品3/梱包4」としており、当サイト共通の基準値(リサーチ10/検品出品3/梱包発送4/価格改定3)と食い違っていました。合計20分と95.3時間は変わりませんが、外注に出せる時間を47.6時間としていた点を33.4時間に訂正しています(残り14.3時間の価格改定は、外注ではなくツールで置き換わる工程のためです)。 消費税の取り扱いについては、税理士または税務署にご確認ください。この記事は税務上の助言ではありません。
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