MENU

最初の1本が黒字になるのは、月28個からです|仕入れ数別のツールの選び方

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。

「せどり ツール いつから」で検索してきた方に向けて書いています。

結論から書くと、月28個です。それより少ないなら、この記事の後半は読まなくて構いません。


目次

先月の仕入れを数えたら、22個だった

日曜の夜に、Amazonの出品履歴を開きました。

先月の仕入れを数えます。22個。一昨月は19個でした。少しずつ増えています。

そろそろツールを入れてもいい気がして、「せどり ツール おすすめ」で検索しました。5本読みました。

どの記事にも、「月何個から」が書いてありませんでした。

機能の比較表と、料金の一覧はあります。でも「あなたの規模なら、まだ早い」とも「もう入れるべき」とも書いていない。

読み終えて、こう思いました。「みんなもう使ってるんだろうな。」


そして、決められませんでした。

早く入れて楽になりたい。毎晩の価格チェックが、正直しんどいからです。

でも月4,980円を払って、それが赤字だったら意味がありません。まだ22個しか仕入れていない人間が、月5,000円のツールを持つのは背伸びに見えます。

入れても間違い、入れなくても機会損失。どちらに転んでも間違えそうで、タブを閉じました。


「月何個から」を、実際に計算します

書いていないなら、計算します。必要な情報は全部そろっています。

まず前提を1つ置きます。30日で売れているなら、月の仕入れ数と出品点数と在庫点数は、ほぼ同じ数になります。仕入れた分がその月のうちに出て、売れていくからです。

だから「月に何個仕入れているか」の1つで、全部の判定ができます。

そのうえで、最初の1本を計算します。手作業の価格チェックを置き換えるところからです。

当サイトの基準では、せどりの時給は3,150円(1商品の手残り1,050円 ÷ 1個20分)。1点10秒で毎日確認するとして、こうなります。

空く時間の価値 = 月の仕入れ数 × 10秒 × 30日 ÷ 3,600 × 3,150円
       = 月の仕入れ数 × 262.5円

空く時間の価値は、仕入れ数に比例します
空く時間の価値は、仕入れ数に比例します

月22個なら、5,775円ぶんです。マカド!の月額4,980円を、もう超えています。

ここまでなら「今すぐ入れるべき」という結論になります。 ただし、これでは足りません。


見落とされている費用が、もう1つあります

マカド!を使うには、Amazonの大口出品契約が必要です。

マカド!のご利用はAmazonの出品者契約が大口出品であることが前提となります。

そして月22個の段階では、小口出品のほうが安いのです。

月22個の場合
小口出品(1点100円) 2,200円
大口出品(月額) 4,900円
差額 2,700円
月22個なら、大口のほうが2,700円高い
月22個なら、大口のほうが2,700円高い

つまりマカド!を入れると、月額4,980円だけでなく、大口への切り替えで2,700円も追加になります。

追加コスト = (4,900円 − 100円 × 仕入れ数) + 4,980円

これを入れて計算し直します。

月の仕入れ数 追加コスト 空く時間の価値 差
19個 7,980円 4,988円 −2,992円
25個 7,380円 6,562円 −818円
27個 7,180円 7,088円 −92円
28個 7,080円 7,350円 +270円
30個 6,880円 7,875円 +995円
48個 5,080円 12,600円 +7,520円
分岐点は月28個です
分岐点は月28個です

月28個。

正確には27.26個なので、28個目で黒字に変わります。

あなたが22個なら、あと6個です。


4つの数字を超えるたびに、入れるものが変わります

28個の先も出しておきます。規模ごとに、超える閾値が違います。

月の仕入れ数 何が起きるか 入れるもの
〜27個 どの閾値も超えていない ゼロ
28〜48個 大口+価格改定が黒字化 マカド!
49個〜 大口のほうが小口より安くなる マカド!
75個〜 棚卸しの時間が月額を超える +在庫管理くん
114個〜 領収書の保存が月額を超える +インボイスメモリー
4つの数字を超えるたび、入れるものが変わります
4つの数字を超えるたび、入れるものが変わります

順番は動きません。

在庫管理を先に入れても、毎晩の価格チェックは残ります。領収書を先に片付けても、同じです。発生回数がいちばん多いものから順に外すのが、いちばん速く時間が空きます。

そしてこの表に「機能」は1つも出てきません。 判定に使うのは、あなたが先月何個仕入れたかだけです。


3ヶ月後の日曜を、想像してみてください

同じ机で、また出品履歴を数えています。

28個。 先月より6個増えました。

そこで初めて、この記事に戻ってきます。「月28個から」と書いてあったので、条件を満たしたことがはっきり分かります。

申し込んで、その夜に上限と下限を設定して、寝ます。

翌朝、価格が動いています。 自分では何もしていません。

そして次の週末、毎晩の20分が空いていることに気づきます。 その枠でリサーチをして、翌月は34個になります。

背伸びではありません。 数字が先に届いていて、それを確認してから払いました。


いま、その逆をやっています。

22個のまま、毎晩20分を手で払っています。 ツール代を払っていないだけで、時間は毎日出ていきました。

そして「みんなもう使ってるんだろうな」という気持ちだけが、3週間前から続いています。

その気持ちは、根拠のない焦りです。 月22個は、まだ入れなくていい規模だからです。


たしかに、22個でも入れたほうが楽です

反論しておきます。金額の話と、楽さの話は別です。

月22個でマカド!を入れれば、毎晩の価格チェックは確かに消えます。楽にはなります。

ただし計算上は、月818円の赤字です(月25個の場合)。楽さを月818円で買っている、という取引になります。

それが悪いわけではありません。 ただし、それは回収ではありません。区別しておいてください。

そしてもう1つの道があります。マカド!は登録月と翌月が0円です。

つまり22個の段階で入れて、2ヶ月のあいだに28個へ届かせるという順番も成立します。無料期間中は赤字が発生しないからです。


たしかに、30日で売れていない場合もあります

前提を1つ置いていたので、そこも書いておきます。

月の仕入れ数と在庫点数が同じになるのは、30日で売れている場合です。

回転が90日なら、月22個仕入れていても在庫は66点たまります。その場合、在庫75点の閾値のほうに先に届きます。

回転日数 月22個仕入れたときの在庫点数
30日 22点
60日 44点
90日 66点
回転が遅いと、在庫の閾値に先に届きます
回転が遅いと、在庫の閾値に先に届きます

自分の回転日数が分からない方は、回転日数の記事を先に読んでください。資金より効く数字です。


よくある質問

Q. 何個から入れていいですか。
月28個です。空く時間の価値(仕入れ数 × 262.5円)が、大口への切り替え費用とツール代の合計を上回る点になります。

Q. なぜ月19個ではないのですか。
価格改定単体の分岐は19個ですが、マカド!は大口出品が前提です。月49個までは小口のほうが安いので、その差額(月22個なら2,700円)を足すと28個になります。

Q. 22個ですが、入れてはいけませんか。
金額では月818円ほどの赤字になります。ただしマカド!は登録月と翌月が0円なので、その2ヶ月で28個に届かせるという順番なら赤字は出ません。

Q. 順番は変えられますか。
変えないほうが速く時間が空きます。発生回数がいちばん多いもの(価格改定=毎日)から外すのが原則です。

Q. 在庫管理はいつからですか。
在庫75点からです。30日回転なら月75個ですが、回転が遅いと先に届きます。

Q. 領収書のツールは。
月114件からです。それ未満なら手作業のほうが安く済みます。

Q. 機能で選ばなくていいのですか。
判定に使うのは仕入れ数だけです。機能表を見比べても、入れる時期は決まりません。

Q. 回転日数が分かりません。
仕入れた日と売れた日の差を、中央値で見てください。平均は1点の長期在庫に引きずられます。


6個増やしてから、また来てください

先月22個だった方へ。次はあなたの番ですが、まだ今日ではありません。

  • 30日回転なら、月の仕入れ数=出品点数=在庫点数。1つの数字で全部判定できます
  • 空く時間の価値は仕入れ数 × 262.5円
  • ただしマカド!は大口出品が前提で、月49個までは小口のほうが安い
  • その差額を入れると、分岐点は月28個(正確には27.26個)
  • その先は49個 → 75点 → 114件の順で、入れるものが増えます
  • 順番は動きません。 発生回数の多いものから外すのがいちばん速い

あと6個です。次の遠征で2個多く持って帰れば、3回で届きます。

届いたら、このページに戻ってきてください。そのときは条件を満たしています。


すでに月28個を超えている方は、今日で構いません。

マカド!は登録月と翌月が0円です。3ヶ月目からの4,980円を払うかどうかは、2ヶ月使って仕入れ数が増えたかを見てから決められます。

申し込んだら、その夜にやることは1つ。価格改定の上限と下限を設定してから寝てください。 翌朝、価格が動いています。

マカド!を2ヶ月無料で試す(以降 月4,980円・いつでも解約可)

まだ28個に届いていないが、2ヶ月で届かせたい方も、無料期間のあいだは赤字が出ません。その2ヶ月を助走に使う手はあります。

在庫が75点を超えている方は、順番が入れ替わります。在庫管理くん(月1,980円・14日間無料・月2個)が先です。回転が遅い方は、こちらに先に届いているはずです。


この記事の計算方法:空く時間の価値 = 月の仕入れ数 × 10秒 × 30日 ÷ 3,600 × 時給3,150円 = 仕入れ数 × 262.5円。追加コスト =(大口出品4,900円 − 小口出品100円 × 仕入れ数)+ マカド!4,980円(仕入れ数が49個未満のとき)。分岐点は「362.5 × 仕入れ数 = 9,880」を解いて27.26個、切り上げて28個としました。時給3,150円は、1商品あたりの手残り1,050円 ÷ 1個あたりの作業時間20分という当サイト共通の基準にもとづく試算値で、1点あたりの価格チェック10秒・毎日1回も当サイトが置いた仮定です。「月の仕入れ数=出品点数=在庫点数」は30日回転を前提とした近似であり、回転が遅い場合は在庫点数のほうが先に増えます。小口・大口の料金はAmazon公式の料金ページの記載(2026年9月時点・大口4,900円は税抜)にもとづきます。在庫75点・月114件の閾値は、それぞれ棚卸し(1点30秒・月1回)と領収書保存(1件30秒)から算出した当サイトの試算です。料金・無料期間・利用条件は各セールスページの記載(2026年9月時点)にもとづきます。

他のツールと比べる

せどりツールは、月に何個仕入れれば元が取れるのか【全13種】

個別のレビュー

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次