※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。
手元に10万円前後あって、まだ始めていない方に向けて書いています。
すでに回している方は、回転日数の記事のほうが直接効きます。
「これじゃ足りない」で、3ヶ月経った
通帳の残高を見ます。10万円。
検索します。「せどり 資金 いくら」。30万円は欲しいと書いてあります。50万円という記事もあります。
じゃあ無理だ、と思って閉じました。
そこから3ヶ月、貯まったのは2万円です。12万円になりました。 このペースだと30万円は9ヶ月先です。
その9ヶ月で、何個仕入れられたはずだったかを計算します。
同じ10万円が、6倍に分かれます
必要な資金の式は、これです。
月に回せる個数 = (資金 ÷ 仕入単価) × (30日 ÷ 回転日数)

資金は3つある変数のうちの1つでしかありません。
文房具を1,200円で仕入れて3,000円で売る場合(手残り1,050円)で計算します。10万円あれば、在庫83個ぶんです。
| 回転日数 | 月に回せる個数 | 月の手残り |
|---|---|---|
| 15日 | 166個 | 174,300円 |
| 30日 | 83個 | 87,150円 |
| 60日 | 42個 | 43,575円 |
| 90日 | 28個 | 29,050円 |

同じ10万円で、月2.9万円から17.4万円まで。6倍です。
資金は1円も変えていません。変えたのは何日で売れるかだけです。
「せどりには30万円必要」という数字は、90日回転を前提にしています。 15日で回せるなら、10万円で足ります。
単価を上げると、資金効率が落ちます
もう1つ、資金より効く変数があります。仕入単価です。
こちらは直感と逆に動くので、数字で見てください。
同じ10万円で、2つの商材を比べます。
| 文房具 | 家電 | |
|---|---|---|
| 仕入単価 | 1,200円 | 5,000円 |
| 売値 | 3,000円 | 6,898円 |
| 1個の手残り | 1,050円 | 1,000円 |
| 利益率 | 35% | 14.5% |
| 10万円で持てる在庫 | 83個 | 20個 |
| 30日回転での月の手残り | 87,150円 | 20,000円 |

1個あたりの手残りはほぼ同じ(1,050円と1,000円)なのに、月の手残りは4.4倍違います。
理由は単純です。10万円では、5,000円の商品を20個しか持てません。
高単価の商品は「1個で大きく取れる」ように見えますが、資金が少ないうちは回数が取れません。
資金が増えると、逆転します
これは資金10万円のときの話です。資金が増えると、話が変わります。
| 資金 | 文房具(30日回転) | 家電(30日回転) |
|---|---|---|
| 10万円 | 83個 = 87,150円 | 20個 = 20,000円 |
| 50万円 | 416個 = 436,800円 | 100個 = 100,000円 |
| 100万円 | 833個 = 874,650円 | 200個 = 200,000円 |

金額では低単価が勝ち続けます。 ただし文房具833個は、1個20分なら月278時間です。1人では回りません。
高単価が意味を持つのは、資金ではなく時間が足りなくなってからです。
資金10万円の段階で高単価に手を出すのは、まだ来ていない問題を先に解いていることになります。
10万円で、月8.7万円は現実的か
30日回転で83個。ここが妥当かどうかを、作業時間で確かめます。
| 数字 | |
|---|---|
| 月の個数 | 83個 |
| 作業時間(1個20分) | 27.7時間 |
| 週あたり | 6.4時間 |
| 時給 | 3,150円 |

週6.4時間。 平日1時間×3日+土曜3時間で届きます。
つまり資金10万円・30日回転なら、副業の範囲で月8.7万円という計算になります。
ただし、これは83個を見つけられる場合の話です。資金より先に、そちらが詰まる可能性があります。
資金が足りないと思っていた人の多くは、実際には商品が見つかっていません。
資金が本当に足りないのは、この状態です
10万円で足りなくなるのは、次のどれかに当てはまるときです。
| 状態 | 何が起きているか |
|---|---|
| 回転が90日を超えている | 28個しか回らない。資金より回転の問題 |
| 仕入単価が5,000円を超えている | 20個しか持てない。単価を下げれば解決 |
| 入金サイクルが合っていない | Amazonの入金は2週間ごと。カード決済日と要調整 |
| 大口出品の月額を払えていない | 月4,900円。月5個の手残りで戻る |

上2つは、資金を増やさなくても直せます。
回転90日を30日にすれば、28個が83個になります。3倍です。資金を3倍にするのと同じ効果で、こちらは1円もかかりません。
資金別の早見表
自分の金額に置き換えてください。文房具(仕入1,200円・手残り1,050円)・30日回転の場合です。
| 資金 | 持てる在庫 | 月に回せる個数 | 月の手残り | 週の作業時間 |
|---|---|---|---|---|
| 5万円 | 41個 | 41個 | 43,050円 | 3.2時間 |
| 10万円 | 83個 | 83個 | 87,150円 | 6.4時間 |
| 30万円 | 250個 | 250個 | 262,500円 | 19.4時間 |
| 50万円 | 416個 | 416個 | 436,800円 | 32.2時間 |
| 100万円 | 833個 | 833個 | 874,650円 | 64.6時間 |

100万円のところで、週64.6時間になります。 フルタイム勤務を超えます。
つまり資金100万円は、1人では使い切れません。 ここから先は外注か、単価を上げるかの選択になります。
資金が足りない人と、時間が足りない人は、まったく別の問題を抱えています。 10万円の段階では、前者ではなく後者を心配する必要はありません。
カードの締め日を数えると、実質の資金が増えます
見落とされやすい部分です。
クレジットカードで仕入れると、支払いは締め日のあとになります。 その間、あなたは現金を減らさずに商品を持てます。
大事なのは、売れて入金されるのが先か、カードの支払いが先かです。
現金化までの日数 = 回転日数 + Amazonの入金までの日数(約14日)

| 回転日数 | 現金化まで | カード支払いが55日後なら |
|---|---|---|
| 15日 | 29日 | 26日の余裕 |
| 30日 | 44日 | 11日の余裕 |
| 45日 | 59日 | 4日足りない |
| 60日 | 74日 | 19日足りない |

回転30日なら、売れた代金でカードの支払いができます。 実質、自分の現金を使っていません。
45日を超えると、逆転します。 支払日に自分の現金を出すことになり、次の仕入れが止まります。
締め日と支払日はカードによって違うので、自分のカードで、仕入れた日から支払日まで何日あるかを数えてください。 その日数が上の表の右列になります。
これが、回転日数が資金より効くもう1つの理由です。
最初の10万円で、何を買うか
配分の目安です。
| 使い道 | 金額 |
|---|---|
| 仕入れ | 8万円(1,200円 × 66個) |
| 予備(入金待ちのつなぎ) | 1.5万円 |
| 梱包材・備品 | 5,000円 |

全額を仕入れに突っ込まないでください。
Amazonの入金は2週間ごとです。売れてから手元に戻るまでにタイムラグがあるので、その間に仕入れが止まります。
予備を1.5万円残しておけば、入金待ちの期間も動けます。
なお、この段階では大口出品はまだ不要です。月49個までは小口のほうが安く、66個なら大口が有利になりますが、最初の1ヶ月は小口で始めて構いません。
詳しくは小口と大口の分岐点にまとめてあります。
よくある質問
Q. 10万円で足りますか。
足ります。30日回転なら月83個・手残り8.7万円の計算になります。ただし83個を見つけられることが前提です。
Q. 「30万円必要」という話は間違いですか。
間違いではありません。90日回転を前提にした数字です。90日回転なら10万円で28個しか回らないので、確かに30万円要ります。
Q. 高い商品のほうが効率がいいのでは。
資金10万円では逆です。5,000円の商品は20個しか持てず、月の手残りは4.4倍の差がつきます。高単価が効くのは、時間が足りなくなってからです。
Q. 回転日数はどうやって測りますか。
仕入れた日と売れた日の差です。中央値で見てください。平均は1点の長期在庫に引きずられます。
Q. 全額を仕入れに使っていいですか。
やめてください。Amazonの入金は2週間ごとなので、1.5万円ほど残しておかないと入金待ちで手が止まります。
Q. 資金がもっと少ない場合は。
式は同じです。5万円なら在庫41個ぶん、30日回転で月41個=43,050円になります。
Q. 大口出品にすべきですか。
月66個なら大口が有利ですが、最初の1ヶ月は小口で構いません。 分岐点は49個です。
3ヶ月貯める前に、回転日数を測ってください
冒頭に戻ります。3ヶ月で貯まったのは2万円でした。
その3ヶ月を、10万円・30日回転で回していたら、手残りは26万円です。
- 月に回せる個数 = (資金 ÷ 仕入単価) × (30日 ÷ 回転日数)
- 同じ10万円で、月2.9万円(90日回転)から17.4万円(15日回転)まで6倍
- 「30万円必要」は90日回転を前提にした数字
- 単価5,000円の商材は、10万円では20個しか持てません(手残りは4.4倍の差)
- 30日回転なら月83個=週6.4時間。副業で届きます
- 全額を仕入れに使わない。 入金待ちのつなぎに1.5万円
そして、この式に入れる回転日数を、あなたはまだ持っていません。
在庫管理くんは、ASINを入れると商品画像つきで登録され、仕入れ日と在庫額が自動で記録されます。 月1,980円、必要個数は月2個。83個のうち2個です。
14日間無料なので、最初の仕入れから入れてください。2週間で、自分の回転日数が出はじめます。
そこが出れば、この記事の表は全部あなたの数字に置き換わります。
この記事の計算方法:月に回せる個数 =(資金 ÷ 仕入単価)×(30日 ÷ 回転日数)。文房具の例(仕入1,200円・売値3,000円・手残り1,050円)は、販売手数料15.4%・FBA配送代行 小型288円で算出した当サイトの試算値です。家電の例(仕入5,000円・売値6,898円・手残り1,001円)は、エレクトロニクスの販売手数料8.4%(579円)・FBA配送代行 標準①318円で算出しました。手数料率はAmazon公式の料金ページの記載(2026年9月時点)にもとづきます。回転日数・作業時間(1個20分)・時給3,150円は当サイトが置いた仮定であり、商材と習熟度によって変わります。Amazonの入金サイクルは出品用アカウントの設定により異なる場合があります。
他のツールと比べる
せどりツールは、月に何個仕入れれば元が取れるのか【全13種】
